時短勤務でやりがいを感じられない理由と対処法

こんにちは、こなつです。

毎日簡単な仕事ばかりでやりがいを感じない・・・

周りは忙しそうなのに自分は戦力外に思える・・・

時短勤務を選択する中で、問題となることの1つがやりがいを感じられないということです。

私も通勤に1時間以上かかることから時短勤務を選択していますが、復帰当初は同じようにやりがいについて悩んだことがあります。

しかし時短勤務=仕事への意欲がない、というわけではありませんし、働き続けたいけれど家庭の事情で時短勤務を選択する方もいます。

この記事では時短勤務でも仕事にやりがいを感じられるようになるための方法や、実際に私が取り組んで良かったと思うことを紹介します。

こんな人におすすめ
  • 時短勤務で復帰したけれど、仕事にやりがいを感じない人
  • 時短勤務を検討しているが、デメリットが気になる人
  • 時短勤務でもバリバリ働きたいと思っている人
目次

時短勤務でやりがいを感じにくくなる理由

時短勤務でやりがいを感じにくくなる要因はいくつか考えられますが、主なものは下記だと思っています。

  • コミュニケーション不足による過剰な配慮
  • フルタイムの時に比べて自分の意識が変わっていない
  • 会社の風土

それぞれ見ていきましょう!

コミュニケーション不足による過剰な配慮

まず時短勤務を選択している人自体、会社内で割合として少ないです。

そのため、会社や上司があなたにどれくらい仕事を任せていいのか悩んでいる可能性もあります。

子どもが小さい中で残業はさせられないし、できるだけ負荷の少ない仕事をお願いした方が良いだろうなど、上司が良かれと思って配慮してくれていることが逆効果になっている可能性もあります。

実際に私も復帰した当初、担当する仕事を一覧で見た時に「もっとできるのにな…」と正直思いました。

そして時短勤務だと勤務時間が短い分、意識をしないと上司や同僚とのコミュニケーションを取る頻度も少なくなり、モヤモヤが募ることに・・・

会社にいる時間が少なくなるので、コミュニケーション自体が不足しがち。

フルタイムの時と意識が変わっていない

次に自分自身の意識が変わっていないことによって、やりがいを感じられなくなっている可能性もあります。

時短勤務にすると、勤務時間が減るため、必然的に持てる仕事の量も減ります。

フルタイムの時は残業もして、バリバリ仕事をしていた感覚が中々抜けない。

「前だったらもっとこんな仕事ができていたのに」

「私はもっとやれるのに」

どうしてもフルタイムの時の自分と比較してしまう・・・

勤務時間が短くなって、状況が変わっているのだから全く同じようにはいかない。ということを分かっているつもり。

だけど、気持ちがついてこない…なんてこともあるわけです。

なので、時短勤務になって今やりがいを感じていないのであれば、今自分はフルタイムの時と同じように働くことを求めていないか。ということも考えてみてほしいです。

そのことに気づけば、時短勤務なりにやりがいを見出す方法を考えたりすることができるはずです。

会社の風土

「残業ができないなら管理職からは外れてもらう」

「時短勤務の人に責任がある仕事は任せない」

など時短勤務をする人にとってやりがいを感じないのは、会社の風土が原因になっているケースもあります。

いわゆるマミートラックに悩む方が多いのは、こういう環境にいることが多いです。

マミートラックとは

育児をしながら働く女性社員が、自分の意思とは関係なく異動させたれたり、出世コースから外れてしまったり、本人のキャリアが限定されたものになってしまう現象のこと。

やりがいを持って働くためにできること

上司と定期的な面談を行う

上司からの配慮と、自分の仕事への姿勢がうまく噛み合わないまま、双方が意図や気持ちを伝えることができないと、ますますズレが生じてしまいます…

普段の会話の中では自分が仕事に対する思いなどを話す機会も中々ないので、改めて面談の時間を取っていただくようにお願いしてみましょう!

実際に私も復帰当初は簡単な仕事ばかりで、フルタイムの時にしていた仕事が中々できずに悶々としている時もありました。

しかし面談で話をしてみると、

「復帰したばかりだと子どもの体調不良もあって大変だろうけど、少しずつ増やしていこうと思ってるよ!」

と上司の考えを聞くことができ、安心したのを覚えています。

私自身も上司との面談の中で

「時間の制限はあるので、できることにも制限はでるかもしれないが、やれることはやりたい!」

と伝え、月に1回のペースで面談をしていただいています。

逆に困っている時にも相談しやすくなるので、コミュニケーションを取るのが大事!

今担当している仕事で得られることを考えてみる

「勤務時間は短く、でもフルタイムの時と同じように仕事をしたい」そう思う気持ちはよく分かります。

可愛い盛りの子どもを預けて働くのだから、仕事も頑張りたい!というのはとても素敵なことだと思いますし、時短勤務であってもやりがいを求めていいと思います。

ただフルタイムの時と全く同じというのは難しい。働く時間も、子どもが生まれて自分の置かれている状況も変わっている。

仕事内容が変わっていてやりがいを感じないケースだと尚更以前に戻りたいと思う気持ちもあるでしょう。

不満に思うこともあると思います。

そこで考えて欲しいのが今の仕事では本当に何も得られることがないのかということです。

例えばチームのサポート役の仕事や雑用だったとしても、何も得られないということはないはずです。

私も本来営業ですが事務作業の割合が多い時期があり、外に出たい気持ちもありました。

しかし、今自分がやらなければ誰かがやらないといけない仕事だし、その仕事を自分がすることで他のチーム員がスムーズに動けることに気づき、大切な仕事だというように認識が変わりました。

また書類の確認作業が甘かった私が、ミスなく仕事をする大切さを再実感したのもサポートの仕事の割合が多い時でした。

このように意外と気持ちの持ちようで、仕事にやりがいを感じるか、そうでないかは変わります。

今やりがいがないと悩む方は自分の仕事について捉え方を考えてみるのはおすすめです。

やりがいが持てる職場に転職する

会社の風土として、子育てをする女性にチャンスを与えないということであれば、いっそのこと環境を変えてみるのも選択肢の1つです。

マミートラックに入ると中々抜け出せず、キャリアが停滞してしまったり、日々頑張っているのに評価してもらえずに自己肯定感が下がってしまったりと悪循環に陥る可能性もあります。

子育てがある程度落ち着いた頃にキャリアのアクセルを踏みたいと思った時に、スキルが身についていないのではないかと将来への不安も感じるかもしれません。

しかしフレックスタイム制度やリモート勤務など、子育て中の方でも働きやすい制度を整えていたり、子育て中の方が活躍している企業はたくさんあります。

実際に転職をするかは別として、転職活動をして他の企業について知ってみるのもいいと思います。

まとめ

時短勤務では勤務時間が短くなることで、任される仕事の量や責任が変わるケースもあります。

それが希望に反したものであれば、やりがいを感じなくなってしまうこともあります。

またやりがいを感じなくなる理由には、コミュニケーション不足や自身の意識の問題、会社の風土などが挙げられます。

その解決策として、上司と定期的な面談をする、今の仕事への捉え方を変える、子育て女性が活躍している会社に転職するという選択肢があります。

時短勤務でもやりがいを持って働くことはできますし、やりがいを感じられるように捉え方を変えたり、できることはあります。

やりがいを感じられず、悩んでいる人にとって、1つでも参考になれば嬉しいです!!

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