【両方経験】時短勤務VSフルタイムのメリット・デメリット

育休明けはフルタイムか時短勤務か迷う・・・

自分にはどっちが合うのか分からない・・・

育休明けにどちらの制度で働くか、迷う方も多いと思います。

私は時短勤務で復帰し、その後転職してフルタイムで働いています。

どちらも経験した立場でそれぞれのメリット・デメリットと、どのように選択してきたのかを紹介します。

時短勤務で復帰したこと自体は正解だったなと思ってるよ!

ただ自分はフルタイムで働きたいと思っちゃった・・・

こんな人にオススメ
  • フルタイムか時短が迷っている
  • それぞれのメリット・デメリットを知りたい
  • 迷った時の判断軸を知りたい
目次

時短勤務のメリット・デメリット

まず最初に結論として、私が思う時短勤務がオススメな人を紹介します。

時短勤務がオススメの人
  • 今は子育てに比重を置くと割り切れる人
  • お金よりも今の経験を大事に考えたい人
  • 周りの人と比較せずに強い意志を持てる人
  • 通勤に時間がかかってしまう人
  • パートナーや実家の助けを得られにくい人

時短勤務のメリット

私が考える時短勤務のメリットはこちらです。それぞれ詳しく見ていきます。

時間に余裕ができる

保育園の送迎をはじめ時間に余裕ができるため、子どもとの関わりにも心に余裕が生まれます。

また、ただでさえ平日はお世話以外の時間を省くと、関われる時間はほぼないです。

なので、少しの時間でも子どもと関わる時間が増えるのは大きなメリットです。

無理なくキャリアを継続できる

正社員という立場を手放すわけではないので、雇用は守られた状態で育児に比重を置くことができます。

アクセルを踏みたいと思えばフルタイムに戻せばいいので、制度を活用するのはアリだなと思います。

勤務時間が減ることによる負担減

限られた時間の中で集中して業務を行うこともあり、1日6時間勤務はあっという間です。

6時間勤務に慣れると、8時間勤務はもう耐えれないかも・・・

と思うくらい、拘束時間が減ることで仕事の負担も軽減しました。

私は通勤に1時間以上かかっていたので、時短で復帰して本当に良かったです。

時短勤務のデメリット

一方で時短勤務のデメリットはこちらです。

給料がかなり減る

勤務時間に合わせて20%ほどカットされる場合が多く、ボーナスや昇進にも影響が出ることもあります。

保育園料を引くと手元に全然残らない・・・となるケースも多いです。

肩身が狭い思いをする可能性がある

フルタイム勤務に比べ、重要な役割や責任あるポジションを任されにくくなることも。

私は営業でしたが、訪問数などで引け目を感じていたし、あまり貢献できていないなと思っていました。

また私は時短の人が他にもいたのであまり感じませんでしたが、自分だけ先に退勤することに罪悪感を覚えるケースもあるようです。

キャリアアップの機会が制限される

昇進で不利になるケースもあり、将来のキャリア形成に影響を及ぼす可能性があります

同僚はどんどん出世していったり、頑張りが評価に反映されないことでモヤモヤを感じることも・・・

制度が使えなくなった時に壁にぶつかる

通勤時間や周りのサポート体制を理由に時短勤務を選ぶ場合には、時短勤務が取れなくなった時にまた働き方に悩むことになります。

時短を取るならある意味で割り切りが必要・・・

フルタイムのメリット・デメリット

時短勤務同様に、私が思うフルタイムがオススメな人を紹介します。

フルタイムがオススメの人
  • 自分のキャリアも大事にしたい人
  • 将来の教育費などのためにお金を貯めたい人
  • パートナーや実家のサポートが手厚い人

フルタイムのメリット

キャリアアップの機会がある

他の人と同じ勤務時間のため、責任のある仕事を任されたり、役職に就いたりなどスキルや経験を積みやすく、キャリア形成に役立ちます。

そのため昇進や昇給の対象になりやすく、会社で出世したい人やキャリアを積みたい人にはオススメです。

しっかりお金を貯めることができる

収入が安定したり、昇進で増える可能性もあるので、その分しっかりと貯金することができます。

保育園だと長時間預かってくれるので、その間が貯めどきという意見もありますね。

フルタイムのデメリット

一方でフルタイムのデメリットはこちらです。

家庭と仕事の両立が難しい

拘束時間が長くなるので、子どもと関わる時間が少なくなったり、子どもの就寝時間に影響が出ることも・・・

子どもの成長は早いので、小さいうちに時間がなかなか取れないのは大きなデメリットになります。

また家事をする時間も平日に取ることが難しいので、土日にまとめて家事をすることが多く、地味に負担です・・・

体調管理が難しい傾向にある

帰宅が遅いことに加えて、子どものことをしてから自分のことをするので、どうしても就寝時間が遅くなりがち。

また仕事量が多いなどにより、ストレスを感じるなど心身ともに疲れやすくなります。

時短勤務でも通勤に時間がかかり、フルタイムと同じ拘束時間があったので、気持ちはほぼフルタイムでした(笑)

迷った時に考えたいこと

どちらの働き方もそれぞれ一長一短あり、最終的には自分がどうしたいのかで選ぶことになりますが、様々な要因が絡んでいるため、選択に悩むという方が多いと思います。

しかもいくつかの要因で悩んでいるのではないかと思いますので、1つずつ整理していくことで後悔のない選択につながります。

判断基準になること

  • キャリア重視か家庭重視か:今後のキャリアプランや、子どもと過ごす時間への優先度。
  • 収入の重要度:フルタイムの収入を必要とするか、時短勤務の減収が許容できるか。
  • 職場のサポート体制:職場にフレキシブルな制度(リモートワークやフレックス)があるかどうか。
  • 配偶者や家族の協力状況:家事や育児の分担が十分か、また頼れる家族がいるか。

復帰後のシュミレーションをする

どちらの選択をするか悩む方は、自分の場合はどうなるのかをシュミレーションすることで、より現実味が帯びて判断しやすくなります。

それぞれのスケジュールを書き出してみる

通勤時間や保育園までの時間は人それぞれ違うので、復帰した場合にどんなスケジュールになりそうかを書き出すことがポイントです。

電車通勤なら時刻表を見るなど、綿密に想定してみることで見えてくることがあります。

私の場合は通勤時間を見直したら、フルタイムでは無理なことを悟りました(笑)

収支シュミレーションをする

時間と同じくらい大事なのが、収入面。なんとなくで決めると不安が残ってしまうので、お金関係のことはこの機会に見直してみましょう。

ざっくりでもいいので、1ヶ月の家計簿やライフプランシュミレーションをしてみるのがオススメです。

プロに頼むのが1番ですが、今はネット上でも簡易的にシュミレーションできるサイトもあるので、そういったものを活用してみるのも1つの方法です。

いくつか使っていたものを以下に掲載します。あくまでシュミレーションになるので、その点はご了承ください。

自分の価値観で選択しよう

SNSやネットを見ていると、「子どもとの時間は今しかない」「お金を貯めたいなら小学校までが貯めどき」などさまざまな意見が出てきます。

でも1番大切なのは、「自分がどうしたいか」ということ。

幸い今は多様な働き方があり選択肢は多いので、自分のありたい姿を重視して選ぶことができます。

ただ働き方を選ぶ時には、短期的な視点と長期的な視点が必要になります。

あなたの迷いが少しでも軽減されると嬉しいです。

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