保活が終わってほっとしたのも束の間・・・
育休明けにフルタイムで戻るのか、時短勤務を取得するのか悩ましい問題ですよね。
元々フルタイム一択の考えだった私が、時短勤務を選んだ理由を紹介します。
- フルタイムか時短勤務か迷っている
- 時短勤務を取りたいけれど、後悔しないか心配
- フルタイムで復帰しようと思っていたけど、不安を感じている
- 実際に時短勤務を使っている人の声を聞きたい
時短勤務とフルタイムのメリット・デメリットは別の記事にまとめているので、こちらも参考にしてください。
私の決断までのストーリー
私が所属している会社にはフレックス制度があるので、元々はフルタイムで復帰を考えていましたが、復帰前に時短勤務の申請をしました。
時短勤務を申請する前にフルタイムで考えていたのは、こちらの理由からです。
元々フルタイムで復帰しようと思っていた理由
- 収入が大きく減るのは嫌だ
- 自分のキャリアも大切にしたい
私は社会人になった時からずっと家庭と仕事の両立ができる女性に憧れていました。
やりたいことがあった時にお金で諦めることはしたくないので、経済的にも自立をしていたかったし、子どもが産まれてもバリバリ働いていきたいと思っていました。
保活の時にはフルタイムで復帰することを想定。
通勤に時間がかかることもあり、開園時間や延長保育ができるかどうかをかなり重視していました。
考えが変わったきっかけ
実は上司との復帰前面談のあとに時短勤務を使わせてもらうことを決断しました。(多分遅めです・・・)
復帰後のスケジュールを考えた
面談を終えて復帰が現実的になった時に改めてスケジュールを見直した時に、フルタイムではかなり難しいことが分かりました。
というのも恥ずかしながら保活の時にはなんとなくでしか復帰のイメージを持てていなかったことが原因でした。
具体的には朝起きて支度にどのくらいかかるのか、保育園に送ってから電車の時間に間に合うようにするには何時に家を出るのか。
そして退勤したあと保育園に迎えに行って自宅に何時に戻るのか、その後就寝時間は何時になるのかなど逆算して考えることができていなかったんです・・・
上記から考える反省点
子どもを保育園に預けるということを具体的にイメージできていなかったです。
というのも私が保育園に見学に行ったのは子どもが3ヶ月の頃。激戦区ということもあり、0歳入園を考えていました。
当時は「どの保育園を選ぶのが良いか」ということを重視しすぎて、その後の生活のことまでを想像できていませんでした。
例えば通勤に時間がかかるから、7:00から預けられて延長保育もあるところだと安心だな。とか持ち物が少ない方が楽だなとか・・・条件面ばかりを見ていました。
もちろん先生たちの雰囲気なども重視していましたが、保育園を選ぶというところで考えが終わってしまっていたんですね。
育休中は毎日一緒に過ごしているし、まして初めての子どもだとなかなか具体的に想像ができないのかも・・・
時短勤務を取る選択をした3つの理由
スケジュールを見直して時短勤務を取らせてもらうことを決断しましたが、理由は大きく3つありました。
- 子どもの成長をちゃんと見たいと思ったから。
- 改めて保育園の送迎や通勤時間を考えると、時間がパツパツだった。
- キャリアを大事にしたいが、フルタイムじゃなくても叶えられると思ったから。
子どもの成長をしっかり見たい
復帰前面談時はハイハイをし始めて、動きが出てきた時期でもあり、子どもの成長の早さを今まで以上に感じている時期でもありました。
毎日時間に余裕のない日々を過ごして、子どもの成長を見逃さないか。あとで後悔するのではないかと思ったのが大きな理由でした。
スケジュールをしっかりと立てた
きっかけのところで述べた通り、実際に復帰してからのスケジュールを細かく立てたところ、フルタイムだとあまりに時間がパツパツでした。
お迎えは毎日延長で、しかも閉園ギリギリ。そこから帰宅してご飯を食べてお風呂に入って寝かしつけのことを考えると、あまりにも子どもの負担が大きいなと感じました。
ちなみに時短復帰してからのスケジュールはこちらに記載いるので、よければ見てくださいね。
自分にとってのキャリアを見つめ直した
仕事は続けたいけれど、会社の中で周りに遅れを取らずに昇進したいわけでも、評価が欲しいわけでもない。
私にとって大切なのは、あくまで仕事を続けたいということ。それであれば、時短勤務でもキャリアが途絶えるわけでもないので、子どもが小さいうちは家庭への比重を大きくして、落ち着いたらまたアクセルを強めればいいと思えたのでした。
実際に時短勤務にしてみて感じること
復帰前に時短勤務を選択したあの時の自分を褒めたい・・・(笑)
現在育休から復帰して2ヶ月。通勤に片道1時間強かかるので、7時に家を出て、17時半にお迎えに行く生活ですが、本当に時短勤務にしてよかったと心から思います。
時短勤務にしてよかったと感じること
よかったと感じるのは、これに尽きます!!!
子どもとの時間が取れる
まだ0歳なこともあり、子どもも慣れてきているものの毎日クタクタ。
18時に帰宅して19時すぎに就寝しているので、ご飯とお風呂のお世話をするだけで1日が終わってしまいます。
朝も7時に家を出るためにバタバタなので、平日は遊ぶ時間がほとんどない。これがフルタイムだったら、子どもの負担がもっと大きくなっていただろうなと思います。
朝も7時に家を出るためにバタバタなので、平日は遊ぶ時間がほとんどない。
これがフルタイムだったら、子どもの負担がもっと大きくなっていただろうなと思います。
なので子どものことを考えると本当に時短勤務にしてよかったと思います。
時短勤務でモヤモヤを感じること
時短勤務を取ってよかったと感じていますが、モヤモヤすることはいくつかあります。
通勤時間がもったいなく感じる
新幹線で通勤していることもあり、通勤に1時間以上かかります。
なので時短を取っていても、近場でフルタイムで働く家庭と同じようなスケジュールで日々生活をしています。
時短を取るならもっと子どもとゆっくり過ごしたいなぁとか、それならフルタイムで働きたいなぁなど考えてしまいますね・・・
仕事の進め方が難しい
今までフルタイム+残業が当たり前だったので、時短勤務での仕事の進め方にまだ慣れていません。
正直今までフルタイム+残業の働き方だったので、6時間勤務だと時間が足りない・・・
結果やりっぱなしの仕事も発生してしまう。
仕事にかかる時間の把握と優先順位付け、早めに確認してもらって修正を減らすなど、仕事の進め方を今まで以上に工夫しないといけないと感じています。
また子どもの体調不良で急遽お休みをいただくことも多いので、余計に私がいなくても仕事が回るのでは・・・?と虚しくなることもあります。
時短だから感じること、というよりかは復帰したてのママがぶつかる壁ですが、時短勤務で肩身が狭い気持ちもあるのが拍車をかけている気がします。
モヤモヤポイントはいくつかあるけれど、それでも時短で復帰してよかった!!!
時短勤務を取りにくい人は?
ここまで読んでくださった方の中には、時短勤務を取りたい!!
でも社内で取得している人が少なく取得しづらい雰囲気があり、そもそも取得できないと悩む方もいらっしゃるかもしれません。
前述の通り、時短勤務自体は法令で義務付けられているので、条件を満たしているのに取得ができないのは違法になりますし、時短勤務を理由にパートに変更させられることも違法になります。
上司がダメな場合は人事や経営陣に話してみる
復帰する前の面談では直属の上司と話すことが多いと思いますが、上司が時短勤務に対して難色を示す場合は人事や経営陣に相談するのも1つの手です。
そもそも時短勤務は条件を満たせば取得ができるので、会社は拒むことはできません。
ただ実際に復帰してからは上司と働くことになるので、険悪な雰囲気にならないように上司のことも気にかけつつ相談するように意識をすることも大切です。
子育てをしながら働きやすい会社に転職する
時短勤務が取得しにくい雰囲気がある場合は、復帰してからも子育てをしながら働くママに理解が少ない可能性もあります。
なのでいっそのこと、子育てをしながらでも働きやすい会社に転職するのも選択肢の1つです。
復帰直後は子どもの体調不良などで急にお休みをいただくことも多く、どうしても社内の方に助けてもらうことも増えます。
そのため周りに同じように子育てをする社員がいたり、フレックスタイム制度や在宅勤務なども含めて子育て中でも働きやすい企業であれば、今後も働きやすくなる可能性が高くなるはず!
実際に転職するかは別にしても転職活動をして、他の企業を知ってみると視野も広がるかもしれません。
まとめ
本記事では元々フルタイム志向だった私が、時短勤務を選択するまでの流れと、実際に選択してどうだったのか体験談をご紹介しました。
個人的に時短勤務を選べるけれど、迷っている人は最初は時短勤務で復帰して、フルタイムでもいけるなと思ったら早めにフルタイムに戻すのもアリなのではないかと思います。
育休中とは違って時間を意識しないといけなかったり、育休前のように大人のペースで過ごすことが難しくなります。
逆にフルタイムで復帰して無理だったら時短を申請するという選択肢もありますが、承認されるまでに時間がかかったり、気まずくなる可能性もあるからです。
生活が整うまでは親も子どももある程度時間がかかるので、無理はせずに選択するのが良いなと思います。
繰り返しますが、時短勤務で復帰して本当に良かったです!!
育休明けの働き方について迷っている人の参考になれば幸いです。
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